明けましておめでとうございます。そら整体院の小坂です。
みなさん年末年始はゆっくり過ごせましたか?仕事で忙しかった方もおられるかと思いますが、2022年もよろしくお願い致します。
寒い日が続いて、ついつい暖房をつけることが多くなっていると思います。
ただこの暖房器具が頭痛やめまいなど体調不良の大きな引き金になるかもしれません。
全ての方が不調に陥るわけではなく、個人差があります。
主な症状として頭痛や頭重感、めまい、息苦しさ、吐き気、のぼせ、眠気などを感じる人が多く、中には暖房器具を全く使うことが出来ないほど強い症状を感じることもあります。
この原因は主に3点あります。
1つ目は空気が温められること。
温められる一方で天井側が暖かく、足元に近いと冷えることになります。
ただ人間の血流は通常頭に流れやすく、下半身に流れづらい為、寒い場所で何も対策しなければ下半身だけが冷えた状態になります。
また寒い屋外から急に暖かすぎる屋内に入ることも不調の原因の1つです。
急な温度変化に対応しきれないと自律神経が乱れ、身体不調が引き起こされます。
2つ目は簡素位による脱水。
暖房器具により、水分量が減るのではなく、室温が上がることにより、空気中の飽和水蒸気量が増え、空気中の水分量が変わらなくても相対的に湿度が下がってしまうからです。
冬の喉の渇きは感じづらい為、意識をしなければ水分不足に陥りがちです。
その結果脱水症状になり、頭痛やめまいにとどまらず大きな不調の原因となります。
3つ目は一酸化炭素です。
特に石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなどの解放型暖房器具に使用されている場合、当てはまりやすいです。
これらの器具は空気中の酸素を使って燃焼し、排気ガスを出しているので、屋内の空気は汚染され、酸素濃度が低下、非常に毒性の高い一酸化炭素が増加してしまうことが特徴です。
その症状として、頭痛や吐き気、めまいなどの症状があらわれやすいです。
暖房をつけている時は、こまめな換気、水分補給、加湿器などで湿度を上げるなど心がけて下さい。