皆さんこんにちは。そら整体院の小坂です。
当院には、頭痛と同時に耳鳴りの症状を訴える方も多くいらっしゃいます。
めまい・耳鳴りの患者さんは高い割合で慢性頭痛に悩まされていて、そのほとんどが片頭痛です。
頭痛の発作の前兆として、閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる光の点が見える症状が有名ですが、めまい・耳鳴りも片頭痛の起こる前兆として現れることもあります。つまり、片頭痛はめまい・耳鳴りと関連性の強い症状と言えます。
頭痛患者さんは、脳神経外科・耳鼻科・神経内科・心療内科・婦人科など様々な診療科を受診されています。
たとえば、片頭痛の持病がある方は、ホルモン変調(月経)の際や、気圧変動(低気圧)の際、ストレスがかかったときなど、さまざまな状況で発作を経験します。
激しい発作を起こすと、救急外来や脳神経外科に運ばれて検査を受けることがありますが、「脳には問題がない」と診断されると薬を処方されたり、他の診療科の受診を勧められることになります。
片頭痛の発作は、脳の血管が広がって炎症を起こすことによるものですが、血管が拡張する原因ははっきりしていません。片頭痛は圧倒的に女性に多いことから、女性ホルモンの影響があることが考えられ、神経内科や婦人科の受診を勧められます。
片頭痛を根本的に治すことをあきらめて、薬で対処している人が多いく、薬を飲み続けてきた頭痛持ちの患者さんには、痛みがつらいので薬の量が増え、めまいや耳鳴りがひどくなったということがよくあります。
耳鳴りの症状を根本的に治すには、片頭痛をしっかり治療することが大切になります。
そんな頭痛でツラい思いをされている方は、一度そら整体院へご連絡下さい。