空腹時の頭痛

みなさんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。

 

頭痛にお悩みの方で、お腹が空くと頭痛が起こる方はいませんか?

空腹時に頭痛?と思うかもしれませんね。

 

食事の間隔が空いてしまっていたり、運動・仕事・勉強などでエネルギーを消費した後は血糖値が下がった状態となり空腹感を覚えます。

 

多くのエネルギーを必要とする動作で、たくさんのブドウ糖を消費すると、脳の視床下部にある「摂食中枢」が血糖値の低下を感知し、糖質を摂り込む(=血糖値を上げる)ために「お腹が空いた!」と感じるようになっているのです。

そしてアドレナリンと呼ばれるホルモンが分泌され、血糖値が上昇する仕組みになっています。

 

アドレナリンには血管を収縮させる作用もあり、アドレナリンの分泌が落ち着くと、その反動で今度は血管が拡張します。このとき拡張した血管が、周囲の神経を刺激することで頭痛が引き起こされると考えられています。

 

空腹時の頭痛予防のポイントは、空腹の時間が長くならないようにして血糖値を一定に保つことです。

血糖値は食生活や運動の影響を大きく受けるため、空腹による頭痛を予防するには、

 

・食事の間隔が長くならないよう規則正しい食生活を心がけましょう。

・暴飲暴食や過度なダイエットは控えましょう。

・食事はよく噛んで食べましょう。

・空腹時にはブドウ糖や飴などで糖分補給をしましょう。

 

 

普段から対策をとることで、血糖値の下がりすぎによる頭痛予防を心がけて下さい。