みなさんこんにちは。頭痛専門空整体院の小坂です。
妊娠中に頭痛に悩まされる妊婦さんも少なくありませんが、その原因について紹介します。
妊娠中は体にさまざまな変化が起こり、その影響で頭痛を引き起こしてしまいます。
妊娠初期はホルモンバランスが大きく変化します。妊娠に関係する黄体ホルモンは血管を拡張する働きがあり、脳の血管が広がることで頭痛が起きやすくなります。
こめかみや目の奥あたりがズキズキと痛む片頭痛が、妊娠初期によくみられるます。ひどい場合、吐き気や嘔吐といった症状が出ることもありますが、つわりの一種なので安定期に入るとおさまる人が多いです。
妊娠中期から後期にみられるのが、後頭部から首の後ろにかけて頭全体がぎゅっと締め付けられるような痛みので、筋緊張性の頭痛です。
この頭痛は筋肉が緊張し、血流が悪化することで起きます。お腹が大きくなることで姿勢が変わり、運動不足が続くことが原因と考えられます。
妊娠後期は胎児に栄養と酸素を供給するため、母体の血液量が増加し貧血傾向になり、母体が酸素不足になるため頭痛を引き起こしてしまいます。
鎮痛剤を使用する場合は、医師からしっかり説明を受けて、納得した上で内服するようにしましょうね。
薬を使う前に、ツボ押しを試してみても良いかもしれません。
うなじの髪の毛の生え際で、左右にくぼんでいる部分が天柱で、そこから指3本くらい耳側にすすめたところが風池です。ここを優しく押してみて下さい。
他にもアロマテラピー、など自分でできる対処法を試してみて下さい。