こたつの使い方

皆さんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。

 

今年は電気代も気になり、我が家もこたつを出してみました。

気持ち良くて、ついつい横になってしまいウトウトしてしまいますが、長い時間こたつに入っていると、身体に思わぬ不調を招いてしまうかもしれません。

 

まず考えられるのが、急激な体温の上昇と、それにともなう自律神経の乱れです。

足先を温めると心臓から血液を送り出す働きが活性化され、体温も上昇しやすくなりますが、こたつに足を入れた場合は、骨盤や足の付け根の太い血管まで一気に温められてしまい、足先だけを温めるよりも体温に与える影響は大きくなり、体温が上がり過ぎてしまう傾向にあります。

また、こたつに入っていない上半身と下半身の寒暖の差が、体温を調節する自律神経を疲れさせ、その働きを乱す原因になってしまいます。

 

 

そして、もう一つは身体の脱水状態です。

こたつに入っている時は、体温の上昇によって、普段よりも多くの水分が身体から失われていきます。水分が過度に失われると、脱水症状により体調不良を引き起こすことがあります。

 

そこで、身体に負担を与えずにこたつで温まるためのポイントを紹介します。

 

・こたつで温まる時は、1時間に一度こたつから出るようにしましょう。

 体温の変化をゆるやかにし、自律神経の乱れを防ぐことができます。

 

・水分をこまめに補給することも重要です。

 水やお茶はもちろん、みかんも水分を多く含んでいるのでおすすめです。

 

・厚手のズボンや靴下をはいたままだと、こたつの熱に気が付きにくくなります。

 また、服の内側が蒸れて水分を失いやすくなるので、こたつに入る前には、

 パジャマなどゆったりした服装に着替えるようにしましょう。

 

・体温の上昇や脱水症状に気づかずに寝込んでしまうため、お酒を飲んでのこたつ寝は

 避けましょう。

 

こたつはとても心地よいものですが、注意点をしっかり守って温まりましょうね!