皆さんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。
私たち現代人の毎日は目を酷使する作業であふれていますよね。
目の奥が痛い・・・
頭も痛い・・・
そんな風に感じることはありませんか?
長時間のデスクワークに、スマホ、読書、テレビ・・・。
目を使う作業を続けることにより、目だけでなく全身に症状が及び、休憩や睡眠をとっても十分に回復しない状態を眼精疲労と呼びます。
ピントを調節する目の筋肉は自律神経によって支配されているので、目を使い過ぎてその筋肉が疲れると、自律神経のバランスが崩れて、全身に症状があらわれると考えられています。
あなたはこんな症状に心当たりありませんか?
・目が重い
・目が痛い
・眩しい
・目がかすむ
・目が乾いている感じがする
・目が充血する
・まぶたがピクピクする
・まばたきが多くなる
全身の症状としては、
・頭痛
・首や肩のこり
・吐き気
・イライラ
などの症状があげられます。
今回は、眼精疲労の対策や目が疲れた時のセルフケアについてご紹介します。
<眼精疲労の対策>
まずは十分な睡眠を心掛けましょう。目を閉じて眠っている状態は、起きている時と違って眼球がまぶたの上の方に向いています。その状態だと、目の筋肉はリラックスできます。
まぶたを軽く閉じているだけだと、うっすらと光を感じますが、熟睡している時は、黒目がまぶたの上に行くため、光を感じなくなり、真っ暗闇の状態になります。
この目の中に光が入ってこない状態も、眼球のリラックスにつながるのです。
そのほか、簡単にできる対策としては、1時間パソコンやスマホを使ったら15分の休憩をとるようにしましょう。
集中してパソコンやスマホを使っている時は、まばたきが減り目が疲れるだけでなく、姿勢も悪くなります。長時間前のめりの姿勢を続けることで、血流も悪くなり、首こりや肩こりにもなります。
15分の休憩は難しいという方も、少し目を閉じてみたり、立ち上がって背筋を伸ばしてみるだけで疲れや、集中力が変わってきますよ。
<セルフケア>
①目の周りを温める
1日の終わりや、おやすみ前に目のまわりを温めましょう。
温めるのは、血液の流れを良くして、筋肉をほぐすだけでなく、ドライアイにも効果的です。ドラッグストアに行けば、目の周囲を温めることができるアイマスクなど、便利なものがたくさんありますよね。
また、どこの家庭にもある身近なものとしては、蒸しタオルがあります。
毎晩5分程度、眉のまわり、まぶた、目頭のあたりを温めます。
※ただし、充血がひどい時や炎症を起こしている時は温めると症状が悪化する場合もあるので気をつけましょう。
また、温めた後で冷やすと、その反動で血液の循環を促すのでさらに効果的です。
冷やすと気持ちいいかもしれませんが、ただ冷やすだけだと血流がさらに悪化します。
血流が悪くなると、疲労物質がたまりやすくなるので逆効果なので注意してください。
②目の疲れに効くツボ
簡単で効果的なのが、目にいいツボを指圧する方法です。
目をよく温めた後、とくに入浴時などの心身がリラックスした状態で行うのがおすすめです。目頭と鼻のつけ根の骨との間に「せいめい」というツボがあります。
このツボは目の疲れや、目のまわりの筋肉がピクピク痙攣する時に効果的です。
静かに鼻の付け根をつまむようにしてみて下さい。
ぜひ今日からやってみてくださいね。