皆さんこんにちは。頭痛専門そら整体院の小坂です。
片頭痛の前に、「頭痛がくるかもしれない・・」と嫌な予感がすることはありませんか?
片頭痛は、痛みが起こる前にハッキリとした前兆を伴うタイプと、そうでないタイプがあります。中でも最も多い前兆は、閃輝暗点(閃輝暗点)という症状です。
・目の前を光がチカチカする
・視野の中にキラキラ光るギザギザの線が見える
・視野が狭くなる
初めてこの症状を経験された方は突然見え方がおかしくなったと驚かれることでしょう。
症状は目を閉じても続きます。
これは、目の異常ではなく脳の症状で、片頭痛の前兆としてはよくみられます。
閃輝暗点が治まった後、30分〜1時間ぐらいで頭が割れてしまいそうな激しい片頭痛が始まったり、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
<閃輝暗点の原因>
閃輝暗点の原因は、脳の視覚の血管が収縮し、一時的に血の流れが変化するためと考えられています。
ストレスや気圧の変化により、脳の血管が収縮する
↓
脳の「見る」ために使う部分の血流が悪くなり酸欠状態になる
↓
一時的な機能異常である閃輝暗点が発生
↓
その後、血管が拡張し神経を刺激して片頭痛が起こる
といったメカニズムです。
閃輝暗点が起きたときの対処法は、まずは安静にすることです。
これまでの経験から、その後に片頭痛や吐き気などが起きると予想される方は、コーヒーなどでカフェインを少し摂取したり、先日の記事で紹介したような、ハーブティーを飲むのもおススメです。
閃輝暗点や片頭痛の誘発因子としては、
・精神的ストレス
・睡眠ん不足
・疲労
・急激な感情変動
・飲酒
・喫煙
・チョコレートやチーズの摂取
などがあります。
例えば、ストレスが溜まってきたと感じるときは、チョコレートやチーズを避けるとか、
意識して、睡眠をしっかりとるなど、
誘発因子が出来るだけ重ならないように心がけて生活してみて下さい。