皆さんこんにちは。倉敷の頭痛専門そら整体院の小坂です。
前回は「聴覚過敏」について紹介しましたが、今回は「視覚過敏」についてご紹介します。
視覚過敏とは、視覚情報の処理に関するはたらきに偏りがあるために、光の刺激を過剰に受け取ってしまう状態のことです。
視覚過敏のある人は、そうでない人にとっては気にならないような光に対して過剰に見える反応をしてしまったり、本を読むときに文字がゆがんで見え、読みにくさを感じたりします。
また、人の顔がモザイク画のように見えたり、暗いところが苦手だったりすることもあります。
知的機能に遅れがないのに、視覚過敏によって勉強することができず学習が遅れてしまったり、デパートを歩くだけでさまざまな視覚情報が目に入り疲れてしまったりと日常生活によくない影響を与えてしまうことも珍しくありません。
そもそも視覚過敏というのは、感覚過敏の一つになります。
感覚過敏は、精神的ストレスなど自律神経の乱れからも起こる症状です。
感覚過敏は、感覚に偏りがあり、特定の刺激を過剰に受けとってしまうものです。
他にも、感覚が敏感ではなく、むしろ鈍感なケースも見られます。「感覚に偏りがある」といっても、すべての人が似たような偏りがあるわけではなく、一人ひとり感じ方が異なることが特徴です。
視覚過敏は、視力のよさや目の異常が原因ではなく、中枢神経の異常であったり、自律神経に支障があるために起こると考えられています。
このように視覚過敏をはじめとする、感覚の偏りは本人の努力や慣れで克服できるものではありません。
本人にとって好ましくない刺激をできるだけ遮断することや、周囲の環境を調整していくことが大切です。
自律神経の乱れによる「聴覚・視覚過敏」による頭痛でお悩みでしたら、そら整体院へご相談下さい。